書籍・雑誌

プロの残業術

中学受験とは全く関係ないですが、
久しぶりに合点がいく本を読みましたのでご紹介します。

長野慶太著 草思社
「プロの残業術。一流のビジネスマンは時間外にいったい何をしているのか?」

「残業は悪いこと、残業をいかにしないようにするか」というような本が多い中
真っ向勝負な題名の本だったので買ってしまいました。

内容的には、規定の就業時間外=残業は自分の成長のために投資せよ
というようなことです。
残業時間をどう使うか。定時後もだらだら業務をやるのではなく
切り替えて自分の能力開発のために時間を使う人とそうではない人では
キャリアにも相当な差がつく。
コンサルタントとして日米の約3000人の経営者とかかわってきた著者の実感。

「私はこうして受付からCEOになった」の著者、カーリー・フィオーナや
インド出身の女性でありながらペプシのCEOまでのぼりつめたインドラ・ヌーイらが
実際にどのようなことをやってきたかなども書かれていて興味深いです。

定時の就業時間内というのは大体職場はざわついていて、考え事や
クリエイティブなことに集中するのは困難です。

私は静かな朝の時間が好きです。
自分自身もすっきりしていますし、余計な邪魔は入りませんので
戦略的なことを考えたり、発表するものを作成するにはもってこい。
資料の読み込みなど自分にインプットするのも静かな時の方が
はかどります。

また、自分の経験上何かいいアイデアを思いつくのは就業時間内であることは
ほとんどなく、たいてい電車に乗ってるときだったり夜中にぼーっとしてるときだったり。

今や日本の労働時間はアメリカより短く、決して働きバチ状態ではありません。
ゆとり教育にしてもそうですが、国際競争力を維持するためには
「日本は働き過ぎ、詰め込み教育過ぎ」という思い込みは捨て去らないと
ヤバい気が。。。


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娘が東大に合格した本当の理由

仕事絡みの本を読まなければならなかったり、
初TOEICに向けてちょっとは勉強しないとならなかったりで
通勤途中の読書が学術書か英語になってしまい、
しばらくあまり楽しいものではありませんでしたが、
課題だった事がこの連休中に片付いたので、
連休明けから通勤時間は乱読しております。

今日読んだのは百ます計算で有名な䕃山英男先生の
「娘が東大に合格した本当の理由」小学館101新書

前半は䕃山先生が書かれ、後半は娘さんがご自身で受験体験記を
お書きになっています。

「子供の教育には早寝早起き朝ご飯が大事」「家庭力が子供をのばす」
と言いながら、一躍時の人となり、兵庫県の山口小学校から
広島県尾道市土堂小学校の校長に、そして立命館へと活躍の場を
移して行ったために、3人のお子さん達の受験時期とも重なり
家族バラバラの危機に心を痛めていらっしゃった䕃山先生の
本音も綴られています。

興味深かったのは、この東大に進学された娘さんが生まれた直後
䕃山先生がはじめて対面したときに、何故だかわからなかったけど
「この子は東大に行く」
と思ったというエピソードです。

こういうのって案外大事なんじゃないかと思います。
その直感があるからこそ、無意識のうちに
Go to the Tokyo Univ. Roadが
できていったのではないかなと思います。

鉄がはじめて見た私立中学校が開成で、
同じ日に麻布も見たけど
「開成がいい」
と受験の意味が分からない小学校3年生のときに
思ったのも、鉄が今開成に行っている「源」
なんじゃないかなと思っています。

百ます計算が有名になりすぎたせいもあってか、
䕃山先生および百ます計算を目の敵にする人たちが
いるようですが、彼が重視する
「早寝早起き、朝ご飯しっかり食べる」
「基礎基本を繰り返す」
ということについては、反論の余地はないでしょう。

創造力は基礎基本の上に成り立つものであり、
応用力もまた基礎知識なしには育たないでしょう。
基礎基本を揺るぎないもの、体で覚えているレベルにまで
することは学校教育の場だけでなく、あらゆる勉強に
通じると思います。

きょんちゃんが連休中から、鉄が以前使っていた䕃山先生の
「徹底反復音読プリント」を引っ張り出して来て
てきとうに開いたところを暗記し始めました。
昔、論語など漢文の素読が行われたように
はじめは意味が分からなくとも、
心を無にしてただひたすら声に出して読む
ということはいいことだと思います。
途中で飽きちゃうかもしれませんが、この本に載っている文章は
どれもいいものなので、行きつ戻りつしながらちょっとずつでも
身につけて欲しいなと思っています。

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